■■ Avenir Next ■■■


Hermann Zapf 氏の Optima に続き、Avenir が生まれ変わりました。

 書体デザイナーの Adrian Frutiger 氏といえば UniversFrutiger などのサンセリフ書体のデザインで知られていますが、日本では意外と知られていないのが Avenir です。1976年に制作して以来、欧米ではつねに売り上げの上位に顔を出しているこの書体 Avenir も、最近デザインを一新した日本航空のキャンペーンで使われるなど日本で注目が高まりそうです。

 大文字と小文字のオーがほぼ正円であることなどから、書体デザインの位置付けとしては「幾何学的サンセリフ」の部類にはいるこの書体は、同じ部類の FuturaAvant Garde Gothicとは明らかに異なる特長を持っています。小文字の a の形を、識別性の高い「二階建て」にしていることで、幾何学的な雰囲気と可読性との両方を兼ね備えている使いやすいサンセリフと言えます。試しに例のような普段見慣れない人名のリストで比べてみると、「二階建て」の a の重要性がおわかりいただけると思います。この可読性の高さが、欧米では雑誌や新聞の本文にも使用される理由のひとつです。以前の Avenir には、しかし欠点もありました。書体ファミリーのウエイトの変化の度合いが乏しく、力強い見出しとしての使い方ができなかったのです。

 しかし今回の改刻で生まれ変わる Avenir Next ではウエイトのバリエーションを大幅に広げたために、本文としての使用はもちろん、力強さや繊細さを表現することができるようになりました。またデザインも大幅に改善しました。特にイタリックのデザインが良くなっています。以前の Avenir Oblique はただ傾きをつけただけなので、字形にひずみが生じていましたが、今回の改刻でそれらをすべて解消しました。さらに使い道を広げるためにデザイナーから要望の高いコンデンス体を付け加え、スモールキャップも用意しました。オリジナルのデザイナ- Adrian Frutiger 氏も「完璧だ」という Avenir ができあがったのです。

                                                 文章・小林章 (Linotype 社タイプディレクター)

是非、どのように生まれ変わったのか、皆様の目で確かめて下さい。

詳しい内容はこちらをクリック。

1 小文字 a のデザインの違いを他書体と対比

2 イタリックの改良点 (上が現在 Avenir、下Avenir Next)

3 Avenir Next ファミリー (24書体)


Avenir Next OT CD
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ライノタイプ・プラチナ製品
*24書体

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*ヨーロッパ言語サポート、その他、*非ラテン語セントラルヨーロピアン)、ユーロマーク、リガチャー(合字)、SC(スモールキャップ)、OsF(オールドスタイルフィギャー)もご用意。)

*価格:183,750円 (税込)


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