忘年会、クリスマスと行事も目白押しの方も多いでしょう。
2008年はどんな一年でしたか?
さて今回のLino News!では、最新書体を2つピックアップしてお届けします。
年明けに東京と大阪で開催されるヘルベチカ展のお知らせ、
また、タイプディレクター・小林章さんの新連載の紹介もあります!
どうか最後まで、お見逃しなく!
■■■ Eurostileに新たな2書体が登場! ■■■
小林章氏が手がけたEurostile Candy とEurostile Unicaseは、新しいEurostile ファミリーの副産物で、どちらもディスプレイ向けに主眼を置いています。
何とも可愛らしいネーミングのEurostile Candy。コーナーとジョイントが丸く処理されて、よりフレンドリーでソフトなイメージです。a、 s、 t などのストロークは取り除かれ、n、r などではジョイントが単純化されてよりスクエアなシェイプになっています。斬新でクール、ディスプレイにぴったりですね。
Eurostile Unicase ではアセンダーとディセンダーが大胆に処理され、全てのレターが同じハイト(高さ)になっています。aやeも大文字と同じハイト、小文字 y もベースラインとトップハイトに収まるよう上側に位置しています。大文字を使用するのと同様の効果がありますが、よりフレッシュでファンキー、更に強いインパクトを与えるでしょう。
Eurostile Candyには3つのウェイト、Regular、Semi Bold、Bold があり、それぞれEurostile NextのExtended、Extended Semi Bold、Extra Bold と対応しています。
Eurostile Candy Regular
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Eurostile Candy Semi Bold ![]() |
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Eurostile Candy Bold ![]() |
Eurostile Unicaseのウェイトは1つだけですが、ご覧の通りとってもヘビー、Eurostile Next のBold よりもヘビーです。
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Eurostile Unicase Regular
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ヘッドラインやタイトルにEurostile Candy やEurostile Unicase、テキストにEurostile Next を使えば素晴らしい組み合わせになるでしょう。
古き良きEurostileの面影を残しつつ、ロゴやコーポレートアイデンティティとしてとっても新鮮です。Eurostile Candy とEurostile Unicase、是非トライ下さい!!
Helvetica forever Story of a Typeface
身近な街角の書体から多くのグローバル企業の指定書体まで、世界市場を席巻し驚くべき広範囲にわたり使用されているこの魅力的な書体を取り上げます。
会場では日本人デザイナーを含む数多くの国のグラフィックデザイナーによってデザインされたポスターや数々のグッズなど、ヘルベチカを使用した様々な時代の作品や資料を展示。その魅力と実績を、ラース・ミュラー社代表のラース・ミュラー、デュッセルドルフ応用技術大学のヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル、三氏のキュレーションによりご紹介いたします。
また展覧会に合わせ、ラース・ミュラー、ヴィクトル・マルシー両氏による著書『Helvetica forever』の日本語版も刊行の予定です(ビー・エヌ・エヌ新社)。クラシックにして先端、ヘルベチカの世界をぜひお楽しみください。
(主催者発行リリース文より抜粋引用)
<大阪開催>
dddギャラリー第166回企画展
Helvetica forever Story of a Typeface ヘルベチカ展
2009年1月15日(木)− 2月27日(金) 日曜・月曜・祝祭日休館
11:00a.m.−7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)入場無料
会場 : dddギャラリー
〒550-8508 大阪市西区南堀江1−17−28 なんばSSビル
www.dnp.co.jp/ foundation/ tel.06.6110.4635
【ギャラリートーク】
2009年1月28日(水) 4:00-5:30p.m.
出演 : ヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル、ヘルムート・シュミット
会場 : なんばSSビル 定員70名 要予約
【オープニングパーティ】
2009年1月28日(水) 5:30−7:00p.m.
会場 : dddギャラリー
お問い合わせ、ご質問などは、下記までご連絡ください。
dddギャラリー 担当:正田様
tel.06.6110.4632/fax.06.6110.4639
<東京開催>
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第272回企画展
Helvetica forever :Story of a Typeface ヘルベチカ展
2009年2月5日(木)− 2月28日(土) 日曜・祝祭日休館
11:00a.m.−7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)入場無料
会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
www.dnp.co.jp/ foundation/ tel.03.3571.5206
【ギャラリートーク】
2009年2月5日(木) 4:00-5:30p.m.
出演 : ラース・ミュラー、ヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル
会場 : DNP銀座ビル 定員60名 要予約
【オープニングパーティ】
2009年2月5日(木) 5:30−7:00p.m.
会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー
お問い合わせ、ご質問などは、下記までご連絡ください。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:柳本様
tel.03.5568.8021/fax.03.5568.8019
〜おなじみ、「デザインの現場」誌面にて新連載スタート!〜
美術出版社「デザインの現場」12月号より、ライノタイプ社タイプディレクターの小林章さんの新連載が始まりました!
「欧文書体のつくりかた」と題された新連載では、基本をわかりやすく説明されています。
第一回目は大文字の骨格について豊富な例から学ぶことができます。ぜひ、ご一読ください。
■■■ 世界月間ライノタイプライブラリー売れ筋チャート ■■■
11月世界ランキング
1位 Neue Helvetica® Font Family
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