今夜は、日本中が熱くなりそうな日ですね。ついにオーストラリア対日本のワールドカップ開幕戦が始まりますね。外でワイワイと盛り上がる人も多いのでしょうか?週末外に出かけたのですが、たくさんのレストランがサッカー中継を見れるようにしている所が多かったので、ビックリしました。試合によっては深夜の時間帯になるので、寝不足の日々が続きそうです。皆さんも睡眠不足には、気をつけて下さい!
Bronx™
David Quay, 1986
Bronx は、ブラシを使って手早く文字を書いたような現代様式的なスクリプトフェイスです。私達が下記の書体サンプルを見ると、習字の筆でローマ字をさっと手で書いたように見えますよね。どちらかというと大文字はイニシャル的に独立して使うといった感じですが、小文字の文字と一緒に使うと繋がってる感じに見えるので、本当に手書きで書いたような印象を与えます。このデザインは、ファッション業界に関連した物に使用するのにぴったりです。元々は、1986年にイギリス人デザイナー David Quay 氏が、レトラセット社用に作った書体ですが、すばらしい才能を兼ね備えた彼の数多くある書体コレクションのうちの1つに過ぎないのです。
Bronx™ Plain
■■■雑誌『デザインの現場』6月号 発売中!! 今回はヘルマン・ツァップ氏にインタビュー!!4 ■■■
「定番書体徹底解剖」
『デザインの現場』6月号はご覧になりましたか?デザイナーなら一度は使ったことのある欧文書体を章氏が人気の秘密を探り、オリジナルの書体デザイナーに直接インタビューしています。今回は、 Hermann Zapf (ヘルマン・ツァップ)氏に色々とインタビューをしています。
今までローマン体やサンセルフ体についてを掲載してきた章氏が今回は、スクリプト体を紹介しています。スプリプト体で Zapf 氏といえば、皆様もご存知の Zapfino ですよね。 (Mac X 搭載フォントでもっと有名になった Zapfino 、その後さらにライノタイプ社から最新版の Zapfino Extra を発売。そうすると3つも Zapfino が存在する) Zapf 氏と云えば、Optima nova や Palatino nova と続々と新商品が発売され、現役で現在も活躍中の著名タイプデザイナーです。 インタビュー形式の話もありつつ、いつもと同様にサンプル図版が多いので、見やすくて理解しやすいと思います。
次号もさらに写植時代のスクリプト体について、マシュー・カーター氏にたずねる内容が掲載される予定です!
*連載は6回に分けて1年間続ける予定。今後も定期購読されていない方にもわかる読み切り式を予定。 是非、ご質問など普段聞けない疑問などございましたら是非こちらへご連絡下さい!
■■■日本代表ユニフォーム:書体は何?! 5 ■■■
メールマガジンの前号では、海外サッカーチームのユニフォーム書体は?という内容をお伝えしました。
しかし、内部より・・「なんで日本代表のがないの?日本代表のユニフォーム書体は??」と問合せがありました。
ではどんな書体を使用してるのでしょうか?
ワールドカップも開幕。青い代表のユニフォーム姿が目に浮かびます。
書体が思い浮かばない方は、社団法人日本サッカー協会のサイトで日本代表選手のユニフォーム姿を見てみましょう。
それでもピーンとこない場合には、今夜の試合でも観てみましょう!
では章氏に聞いてみました!
「日本代表チームのユニフォームの書体は、残念ながらぴったりのものが見つかりません・・・・。
近いのは下記の3書体ですが、どれも少しずつ違います。」
↓↓是非ご覧下さい↓↓
Horatio(ホレイショ) |
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ITC Ronda™ (ロンダ) |
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ITC Bauhaus® (バウハウス) |